岸田総理の一声で2021年10月14日に解散した衆議院。
解散から投開票までの期間が「戦後最短」などと騒がれていますが、そもそもなんで解散するの?
今解散するとどうなるの?
解散にどんな意味があるの?
このタイミングで解散することにどんな意味があるのか、調べてみました。
・解散することにどんな意味がある?
・解散するとどうなるの?
2021年の衆議院解散の理由はなぜ?
衆議院解散の理由は一般的に以下の2つの理由があると言われています。
- 国民の信を問う
- 任期がリセットされる
国民の信を問う?
任期がリセットされたら何だって?
まだまだ腑に落ちないことだらけですね。
もう1つずつ詳しく見てみましょう。
衆議院が解散するとどうなる?
国民の信を問う
衆議院解散の理由として最も一般的なものがこの「国民の信を問う」だと言われています。
「国民の信を問う」とは、政治家が国民に対して「どの政党に政権を担当して欲しいか」を選挙で確認することを意味します。
以下は解散の背景について岸田総理ご本人の記者会見でのコメントになります。
「これから本格的にコロナ対策や経済対策を進めていかなければいけない。その際にまず、国民の皆さんに岸田に任せていいのかどうかをしっかりとご確認いただき、国民の皆さんの意思や思いを背景に、思い切ってコロナ対策や経済対策を行うことができないか。そういった思いから日程を決めた」
首相官邸HPより岸田総理のコメント
任期がリセットされる
衆議院を解散する一般的な理由の1つに「任期のリセット」があります。
衆議院選挙を経て衆議院議員となった人たちの任期は4年です。
衆議院を解散して仕切り直しを図ることで、長期的な視点で政治を進めることができます。
では前回の衆議院選挙はいつだったのか?というと、前回の衆議院議選挙は2017年。
どっちみち今年は衆議院議員選挙の予定だったので、今回の衆議院解散に関しては任期リセットのメリットはなさそうです。(解散しなければ任期満了は10月21日の予定だった)
しかしこのコロナ禍にあって、10月21日の任期満了を待って衆議院選挙を行っているのでは遅い、
(菅総理の総裁としての任期は2021年9月末)
衆議院解散にどんな意味がある?
・国民の信を問いたい
・国民のお墨付きを得たい
・任期がリセットされる