『シン・エヴァンゲリオン劇場版』舞台挨拶、感想や内容をレビュー※ネタバレ含む

シン・エヴァンゲリオン劇場版が公開されて早3週間。集客は上場でこれまでの3作を優に上回るスピードで記録が伸びている。

今週放送されたプロフェッショナルを見る前に劇場へ向かいたかったが、なかなかタイミングがあわず…

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1か月以内にはやはり見ておきたいということで、28日日曜日の朝イチで空席を探していたところ、たまたま「中継付き」の回を発見、運良く滑り込むことができた。

長年役を演じてきた声優さん達の貴重な挨拶をありがたく拝聴してきたので、ここへメモしておきます。

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『シン・エヴァンゲリオン劇場版』舞台挨拶

エヴァンゲリオン公式サイトより

『エヴァンゲリオン』シリーズ、1997年以来の舞台挨拶!2021年3月28日(日)に、キャスト登壇による来場御礼舞台挨拶、並びに全国334の劇場へ生中継が決定!
【日程】2021年3月28日(日)
【時間】① 9:00の回 (終了12:45頃予定)② 10:00の回 (終了13:45頃予定)
【場所】新宿バルト9
【登壇者】緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子、三石琴乃、山口由里子、石田彰、立木文彦、岩永哲哉、岩男潤子、長沢美樹、優希比呂、伊瀬茉莉也、勝杏里、山寺宏一 MC:野呂陽菜

エヴァンゲリオン公式サイトより

本会場となる新宿バルト9のチケットはやはりものすごい争奪戦だったようです。そのため高額転売される事態も生じ、転売チケットでの入場を禁止する処置がなされた模様。

自由経済で価格が高騰してしまうことは致し方ないですが、売買が成立する前にアナウンスが行き届いていると被害者も出ず良かったですね。

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シン・エヴァンゲリオン劇場版の舞台挨拶内容メモ

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特に印象的だった舞台挨拶の内容をメモとして書き出して見ました。(※あくまで私のメモなので、細かい部分の表現についてはご容赦ください)

以下ネタバレを含みますのでご注意を!

緒方恵美(碇シンジ役)

本作をご覧になった感想は?さようなら、すべての関係者と言って笑いを誘った緒方さん。「劇中ではシンジA(外面的)シンジB(内面的)を演じ分けていた」と語る。「本作は、特に後半でシンジA(外面的)の登場が多かった。ラストシーンではシンジAがみんなを、庵野監督も含め、エヴァンゲリオンという物語から送り出した。自分(緒方自身)とシンジB(内面的)は、作品の中に取り残された気持ちです。これはネガティブな意味ではなく、また皆さんがエヴァンゲリオンを見てくれる時、いつでも私もシンジもそこにいるということ。皆さん死ぬまで、エヴァンゲリオンを楽しんでください」

林原めぐみ(綾波レイ役)

「Qから登場した黒レイちゃんに、序での白レイちゃんの『ぽかぽか』した感じが残ってしまい、庵野監督から指摘を受けることが多々ありました。指摘される度に『黒レイちゃんは白レイちゃんとは別人だったな』と思い出し修正しました。

また本作では綾波レイがエヴァンゲリオンで関わることがないと考えていた『土の香り』や『豊かな緑』や『人情』に触れ、照れくささや気恥ずかしさを感じました」

水色のドレスに綾波カットで登場した林原さん。美しかったですね。

三石琴乃(葛城ミサト役)

「Qで戦艦が登場し、ミサトが『艦長』になったことを知った時から『船とともに沈む』ことは予感していました。でもこれはエヴァンゲリオン、そんな綺麗な終わり方はしないだろうなと思っていましたが、まさかその通りになるとは(笑)」

山口由里子(赤木リツコ役)

「ミサト役の三石さんとはテレビシリーズの時からずっと二人でアフレコをしていて、役柄同様に私も三石さんを慕っていました。三石さんがいてくれたからここまで演じることができました。他の現場でもミサトのように見えてしまいます(笑)。そして映画を見終わった後、まるで1つの芸術作品を鑑賞した後のような、新宿バルト9がパリのオペラ座に思えるような感覚を味わいました」

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石田彰(渚カヲル役)

「僕と加持さんはみんながそれぞれの役割を果たすための下準備役。しかし自分が良かれと思ってシンジのためにしたことが、実はシンジが望んだことではなかった。最終的にシンジは自分の力で、自分の望みを叶えるために動き出します。じゃあ僕たちの役目は終わったよねと、加持さんと背を向けて歩いて行くシーン。シャッターが降ろされた時に『本当に用済みなんだな』と寂しくなりました(笑)

立木文彦(碇ゲンドウ役)

「長らく携わってきたエヴァンゲリオンという作品。この作品を100%理解しているとはおこがましくて言えませんが、今は我が子を思う気持ちでシンジに『お疲れ様』と言いたい

岩永哲哉(相田ケンスケ役)

「まずは相田ケンスケが生きていてくれて本当に良かったと思います。『ニアサーも悪いことばかりじゃない』」

長沢美樹(伊吹マヤ役)

「エヴァンゲリオンは単なるアニメの枠を超えた『神話』であると感じ、同時にテレビシリーズの主題歌「残酷な天使のテーゼ」が頭から離れなくなりました。Qからは部下も付き、キャラクターが変わったと感じていましたが、庵野監督からは『マヤはマヤだよ』と言われ、本質的なものは何も変わっていないと気付かされました」

山寺宏一(加持リョウジ役)

「本作ではほとんど台詞がなくて、僕の知らないところで加持リョウジというキャラクターがすごく頑張ってくれているんだなということを、他のキャラクターの台詞から感じました。大塚明夫さんが『加持のために頑張る』とか言ってくれたり(笑)

その他の登壇者

その他登壇者は以下の通り。

宮村優子(式波・アスカ・ラングレー役)

岩男潤子(鈴原ヒカリ役)

優希比呂(日向マコト役)

伊瀬茉莉也(北上ミドリ役)

勝杏里(多摩ヒデキ役)

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Twitter民の声まとめ

カヲルくん役の石田さんが、自分の望みのために人類全体を巻き込んだゲンドウに対し「ゲンドウくん!」と言い放った瞬間会場がわきましたね(笑)。作中では加持さんは渚カヲルを「渚司令」と呼んでいたので、加持さん役の山ちゃんは台本の誤植を疑ったそうです。

本作こそ登場の少なかった山寺さんですが、話すたびに会場に笑いを起こす山寺さんはさすがだなぁとニワカながらに感じました。

ミサト役の三石さんはヴィレの青いバンダナを左腕に巻いて登場。役だけでない山寺さんのイケメンぶりが垣間見えましたね。

ちなみにヴィレのバンダナはグッズ販売している。

皆さんそれぞれ思うことがたくさんあるようですね。しかし、本当にエヴァンゲリオンが終わってしまいましたね。

寂しくもありますが、個人的にはまだまだ最終章の謎の解明が残っているので、おちおち余韻に浸っている暇もなさそうですね(笑)。

感想は後日まとめたいと思います。

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『シン・エヴァンゲリオン劇場版』舞台挨拶 第2部記者会見

舞台挨拶第2部の記者会見の模様はYoutubeで複数メディアがアップしていたのでメモとして記載。

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